医療薬学フォーラム

2024

実行委員長挨拶

MESSAGE

医療薬学フォーラム2024
第32回クリニカルファーマシーシンポジウム

実行委員長

石塚 洋一

熊本大学薬学部・大学院生命科学研究部 臨床薬理学分野 教授

このたび、医療薬学フォーラム2024/第32回クリニカルファーマシーシンポジウムを2024年7月6日(土)、7日(日)の2日間、熊本市民会館シアーズホーム夢ホールおよび熊本市国際交流会館(熊本県熊本市)にて開催させていただくことになりました。日本の医療薬科学のパイオニア的役割を果たしてきた歴史と伝統のある本フォーラム開催の実行委員長を仰せつかり、大変光栄に存じます。

本フォーラムは、1985年の第1回大会が九州福岡の地で開催され、今回で32回目を数えます。薬系大学の教育・研究者、薬学生、薬局薬剤師、病院薬剤師、行政薬剤師、製薬企業の研究・開発担当者、医薬品情報担当者、医薬品販売・卸売販売業等の関係者など、医療薬科学に携わる様々な職種・業種の関係者が一堂に会して、最新の情報・研究成果について情報共有する場として、発展してきました。新型コロナウィルス感染症の影響によりしばらくオンライン開催等が続いておりましたが、前回の第31回と同様に、Face-to-Faceでの情報交換・交流を大事にするため、今回の第32回熊本大会も「対面」での開催とさせていただきます。

本大会は、『継続と変革の融合 ~新たな絆で築く、地域社会に貢献する医療薬学~』と題しました。近年、医薬品開発や臨床業務を含む医療の世界においても人工知能(AI)やデジタル化(DX)の波が押し寄せております。さらには、少子高齢化の進展等の社会構造の変化を背景に、医療環境は大きな変化を余儀なくされております。まさに医療薬科学も薬剤師も変革の時を迎えております。これまでの医療薬科学の発展に尽力された先生方の伝統・経験を継承しつつも、大胆な改革を行い、真に社会に役立つ医療薬学を構築し、未来に繋いでいく必要性を強く感じ、このようなテーマと致しました。

火の国熊本の地にて、医療薬科学・薬剤師の継続と変革について議論を交わし、新たな絆を築ける熱い大会としたいと思っております。ぜひ皆様には、多数のご参加をいただき、本大会を盛り上げていただけることを心からお願い申し上げます。

告知ポスター

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